ブログを始めるにあたり、リリィの目について書いておこうと思います。
リリィは右目に輪部メラノーマがあります。
発症(気付いたのは)は、2013年です。
今は、発症してから、腫瘍も大きくなり、あまり見えなくなっていると思います。
ブログにアップする写真には、右目の腫瘍が映ることもあり、心配や不快な気持ちになる方もいると思います。
ですが、ブログには、今のリリィそのままの姿で、アップしていきたいと思います。
私たちも、病気が発覚した時には、ネットから多くの情報を検索しました。
同じ病気を持つワンコを飼っている方の参考になればという気持ちもありますし、何より、自分たちの記録のためにも、今をそのままの形で綴っていきたいと思います。
発症当時、目の病気を専門にしているという医師に診察を受けました。
診断結果は「輪部メラノーマ」。ただ、90%くらいは「良性」であろうと診断されました。
そのため、医師からは「しばらくは様子を見るか、心配であれば、眼球摘出となります」と説明を受けました。
ですが、全然見えていると思われる眼球を摘出するという選択をすることは決断できませんでした。
今は、腫瘍も大きくなり、かなり見えにくくなっていると思います。
ただ、痛がるわけでもなく、目ヤニが多く出るわけでもなく、今までと変わらないリリィを見ていると、今も眼球摘出という選択をしなかったことは、私は良かったと思っています。
その反面、腫瘍が大きくなるにつれ、腫瘍を早く摘出しておくべきだったのでは、と後悔する日が来ないこと、今のまま元気でいてくれることを願ってやみません。
2013年の発症当時の写真
遠くからでは、ほとんど見えません。
2013年の発症当時の写真(拡大)
近づくと、右目の黒目の輪郭の所に、黒い点が見えると思います。
2020年の写真
正面を向いても、腫瘍が大きく見えます。
ですが、外に出れば、元気一杯に走り回っています。
最後に
どこかに出かけた時でしたが、リリィと座っていると、小さなお子様が来て、「この子、目が変!」と、無邪気ですが、大きな声でお母さんを呼んでいました。
お母さんは、子供に「綺麗な目だね」と病気のことには触れずに返されているのを聞き、本当に、優しい人だなと思いました。
ある時には、「そうだね、病気だね。可哀想だね」と反対の対応をされる家族の方もいらっしゃいましたが、世の中には、いろいろな考え方があると思いますし、私は、自分で決断したことに自信を持って、リリィがこれからも楽しく生活できるように、色々な場所に一緒に出かけていきたいと思います。